コリの親玉、トリガーポイント
2009-06-25
コリの親玉、トリガーポイント
トリガーポイントって、何?
患者さんに、「トリガーポイントって何?」と、よく聞かれます。
「コリの親玉です」と、答えるのですが、壁にはったチャートをいっしょに見ながら、少し詳しくお話しします。
トリガーポイントの発見。別のところに痛みやしびれの原因が隠れていた
故ケネディ大統領の主治医であった、トラベル先生は、頑固なコリ、足全体がひどく痛くて歩けない、しつこい頭痛、など、いろいろな患者さんを診るうちに、あることに気がつきました。
痛いところから離れた筋肉の中に、コリコリがあって、そのコリコリを刺激すると、離れたところに痛みやしびれが放散するのです。
例えば、腰の横にコリコリがあると、足全体に、強い痛みやしびれが走ります。
首にコリコリがあると、額やこめかみが痛んだりします。
トラベル先生は研究を続け、コリコリと、痛みの分布のパターンを調べ上げました。
そして、そのコリコリを、「トリガーポイント」と、名付けたのです。
「トリガー」は、「引き金」という意味ですから、「トリガーポイント」とは、痛みや症状を引き起こす点、と言う意味になります。
「トリガーポイント」を解消すると、つらい症状が消える
トリガーポイントの大きさ、形、頑固さ、症状の強烈さは、さまざまです。
症状が強烈でも、あまり頑固でなく、あっさり解消することもあれば、
大きくないが、とてもしつこく、なかなか解消しないものもあります。
例えば、足が痛くて、ほとんど歩けなくなって来院された方がいました。
病院でもらった痛み止めも効かないほど、激しい痛みです。
足を地面に付くと、激痛が走るので、自転車に乗って、片足でペダルを踏んで来院されました。
調べると、腰に大きなトリガーポイントがありました。
1回の施術で、トリガーポイントは解消し、症状は全くなくなり、治療は完了しました。
キツネにつままれたような顔をして帰宅されました。
頑固なものもあります。
お尻が痛い、と言うことで来院された方ですが、腰の深いところに、トリガーポイントがありました。
1回ごとに痛みが取れていくのですが、いろいろな姿勢を取ると、痛みが残っている。そこで、別の体勢で痛みを取る、と言うことが続きました。
痛みやしびれが、何から来ているのか、理解することが大事
もちろん、痛みやしびれが、すべて「トリガーポイント」から来ているわけではありません。
ほかにも、神経から来ているもの、循環不良からのもの、関節やスジの不良によるもの、など、いろいろです。
カイロプラクティックでは、これらを総合的に調べ、解決していきます。
トリガーポイントがある限り、痛みやしびれが続く
トリガーポイントの解消は、痛みの解消には、とても有効なことが多いのですが、
病院でとる、MRIやレントゲンには、ほとんどの場合、写りません。
ですから、症状を詳しくお聞きし、体のゆがみを考慮して、丹念に触診で探し、解消していくことが必要なのです。
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