筋肉の痛み、その原因
2008-09-04
筋肉の痛み、その原因肩こりの記事で問い合わせが多かったので、肩こり体操について紹介したいと思うのだが、その前に、 そもそも、なぜ「筋肉」に痛みや不調和の感覚が出てくるのか、その原因を考えてみたい。
筋肉、この場合、正確には骨格筋の痛みには、大きく分けて、3つの原因があると言われている 。
原因1)筋肉の疲れに関係するもの
疲労物質がたまって筋肉が硬直すると、まず重い感じが始まり、そして鈍い痛みやコリ、さらには、何 とも言えない痛みやだるさ・きつさが出てくる。
原因2)血行やリンパの流れ悪さに関係するもの
筋肉が固くなったり、周囲の骨格や筋肉の緊張のバランスが崩れ、血流やリンパの流れが妨げられたりすると 、疲労物質がたまりやすくなる。
原因3)神経性のもの
固くなった筋肉や、筋肉の不調和による関節のズレによって、末梢(まっしょう)神経が圧迫されると、まずは痛みが走る。神経への圧迫が長時間にわたり、さらに末梢(まっしょう)神経が傷ついた状態になると、慢性的な痛みを感じる。さらにはシビレを感じたり、無感覚に陥るようになる。
これらの、3つの原因は、肩こりに限った話ではなく、腰痛や座骨神経痛にも共通のものだ。
われわれカイロプラクターは、痛みがどの原因から出ているのかを判断し、できる限り早急に痛みを取り去ろうとするだけでなく、そのような痛みがぶり返さないように、その原因となっている不調和を見つけ出し、解決しようと努めている。
そのために、総合的なアプローチが必要とされている。
例えば、原因1)のように筋肉の疲れが関係している場合、整体の手技や体操で、筋肉の緊張を和らげていくだけでなく、ビタミンを積極的にとって、筋肉全体の疲労回復を図ることが大事だ。
忙しい現代人にとって、普段の食事だけから十分なビタミンを摂取することが難しくなってきている。
適度な運動と 、規則正しい食生活を続けながら、ビタミン剤(最近はミネラルも配合されているものも多い)を摂取することで、体調が好転することも多い。
原因2)のように循環系の原因が考えられる場合には、整体やカイロプラクティックの手技で筋肉のバランスを整え、関節のズレを矯正するだけでなく、循環系を活性化させるためのアプローチを採用する。
さらには、「冷え」が隠れていることも多いので、それを解消するための施術や体操を行う。
原因3)のような神経性の痛みは、カイロプラクティックがもっとも専門とするところだ。その場ではっきりと痛みがとれてしまうことも多い。
一回で痛みが取れてしまった場合であっても、痛みが再発しないように、複数回にわたる施術のローテーション(日程)を計画し、直しきっていただくようにしている。
いささか、堅い話になってしまった。骨を動かすだけのカイロプラクティックではないことを、おわかりいただけたらと思う。
次回は、体操について紹介します。



