プールでの運動、骨盤への負担に注意
2008-09-12
プールでの運動、骨盤への負担に注意オリンピックでの競泳選手の素晴らしい動き、特に平泳ぎでの北島選手の大活躍は、多くの人々を感激させた。私も、見ていてその素晴らしい動き、力強さに感動した。
一般に、水泳やプール歩きなど、水の中での運動は、腰やひざに負担が小さく、リハビリや体力作りには好適な運動とされている。
ひざや腰の疾患の後の運動療法として、勧められることも多い。
また、全身を使う運動として、ご子息に勧めようと思われる方も多いと思う。
カイロプラクターの立場として、気をつけていただきたいのは、「平泳ぎやバタフライは、かなりの割合の方たちにとって、負担が大きすぎる」という事実だ。
というのは、この二つの泳ぎ方は、骨盤への負担が非常に大きい。一部の方は、避けた方がよいと思われることもある。
われわれの臨床経験からすると、骨盤の異常を抱えて来院される方は、8割を超え、9割に近い。
もちろん、そのすべての方達が、平泳ぎをしてはいけないというのではない。
また、平泳ぎやバタフライそのものが、悪いと言っているのでもない。まずは、他の泳法と、バランスをとって取り組んで欲しい。
そして、違和感を感じたら、すぐにトレーナーに相談することだ。
偏った泳法へのこだわりは、腰痛発生の因子になるかもしれない。事実、水泳選手には腰痛持ちの方も多いと聞く。
それにしても、北島選手の平泳ぎのあの素晴らしい力強さ。力強い上半身と、制御された下半身との、バランスだと思う。パワーだけではない、本人はもちろん、コーチの方の真剣さが伝わってくる。そのように思いながら、あらためてビデオを見た。



