痛みの原因はどこにあるのか?
2008-09-21
痛みをどうやってやわらげるか、克服するか?について、お話ししています。前回、素早い痛みと緩やかな痛みについて、ご説明しました。
緩やかな痛みを解消することが、80%の患者さんにとって必要です。
そして、旧来の整形外科的処置や、古いカイロプラクティック手法は、
その痛みを改善できないことを、お話ししました。
今回は、
どうやって緩やかな痛みの原因を突き止めるのか、
を考えます。整形外科の画像検査では突き止められなかった、痛みの原因
具体的な症例を紹介しましょう。
Aさんは、30代の男性です。腰痛と足のしびれがひどく、整形外科にかかりました。
画像検査の結果、腰椎椎間板(ついかんばん)ヘルニアと診断されました。
数ヶ月間、保存療法を行いましたが、思うような改善が得られず、手術をしました。
椎間板(ついかんばん)からはみ出した髄核が、神経を圧迫している。
そのために、腰痛や足のしびれが起きているので、その圧迫を手術で取り去れ。
そうすれば、腰痛や足のしびれは消える、と言う診断でした。
手術後しばらくは、痛みが出ませんでした。
しかし、半年を過ぎたころ、腰痛とともに足のしびれを感じ始めました。
整形外科で指示された運動療法や物理療法を試みても回復しません。
次第に痛みが強くなってきました。
痛みを我慢していると、背中全体がこわばり、頭痛までするようになりました。
整形外科では、痛みの原因がわからず、痛み止めを処方してもらうだけです。
実は、このような方は思いのほか多いのです。
と言いますのは、
実は、画像検査からは痛みの原因がわからないことが多いからなのです。
腰痛治療の権威である、菊地臣一先生(福島医大整形外科教授)が、
以下のように述べられています。
「・・・画像と(痛みの)原因が明快に一致する例は少ないのです。・・・
腰痛の症状がない人でも、画像診断をすると、3割の人にヘルニアが見つかります。
逆に、痛みを訴えていても、半数近くの人には、画像の異常が見つからない、と言う報告もあります。
『原因が特定できる腰痛は、15%未満』と、欧州のガイドラインは明記しています。・・・」
(2005年11月29日、読売新聞)
腰痛治療の権威である先生が、
画像検査からは痛みの原因がわからないことが多い
という事実を認め、発表されていることに、敬意を表します。
最新の画像装置を使ってもわからない痛みの原因を、どのやって探っていけば良いのでしょうか?
患者さん自身で治療法を試行錯誤したり、結局痛みを我慢し続けたりするしかないのでしょうか?
現在のところ、100%有効な施術方法は確立していないと思います。
ですから、われわれの対応策を紹介します。
われわれのカイロプラクティック整体では、姿勢検査や触診、筋肉反射テストを使います。
そうすることで、画像には現れない、関節の不具合や筋緊張のアンバランスを探っていきます。
臨床の経験から、多くの方に仙腸関節の不具合が発見されることを見出しました。
そして骨盤矯正(骨盤調整)と、頭蓋骨矯正(頭蓋骨調整)を行い、効果をあげています。
腰痛を訴えられる方の80%強に、仙腸関節の異常がみられます。
つまり、「腰」が痛い場合でも、腰椎ではなく、骨盤の内部に、痛みの原因があることが多いのです。
患者さんの約半分は、骨盤矯正を含む1〜2回の施術で、痛みがはっきり軽くなることを経験します。
そして、90%の方で、6〜7回程度の施術後に、痛みやしびれがほぼ消失します。
残りの10%程度の方々も、多くの場合、緩やかに症状が回復していきます。
また、ひざ痛や、肩こり、頭痛など、他の部位の症状の場合でも、
仙腸関節に異常がある割合は高いのが通例です。
したがって、骨盤調整を行った後に、個別の部位の調整を行います。
そうすることで、施術の効果が増し、回復の進み方が早くなります。
われわれの骨盤矯正、頭蓋骨調整は、痛みがまったくありません。
いくつもの検査を組み合わせた、骨盤調整の方向性を仮決めします。
骨盤調整は、筋緊張のバランスや筋反射の強さが好転していることを確認ながら、
セッション形式で進めます。
前述のAさんですが、友人にカイロプラクティック施術を勧められ、来院されました。
約2ヶ月間、骨盤矯正、頭蓋骨調整を含むカイロ整体を続けられました。
その結果、痛みやしびれは消え去りました。
現在は、再発を予防するため、数ヶ月に1度程度来院されています。
もちろん、整形外科的処置は極めて重要です。
神経が圧迫されていることが真の原因である手や首のしびれ、内臓の病気が原因になっている腰痛・背部痛、骨格や靱帯(じんたい)の損傷、リウマチ、腫瘍(しゅよう)、その他急性の炎症(関節炎など)に対する処置には、整形外科や他の診療科の処置が必要です。
われわれは、患者さんの痛みが、カイロプラクティックや整体で扱うべき範ちゅうに属しているのか、
常に注意しながら取り組んでいます。
整形外科と、カイロプラクティック・整体が、補い合い、補強し合う、
そんな医療の現場が実現できれば理想なのではないかと思っています。
腰痛の症状がない人でも、画像診断をすると、3割の人にヘルニアが見つかります。
逆に、痛みを訴えていても、半数近くの人には、画像の異常が見つからない、と言う報告もあります。
『原因が特定できる腰痛は、15%未満』と、欧州のガイドラインは明記しています。・・・」
(2005年11月29日、読売新聞)
腰痛治療の権威である先生が、
画像検査からは痛みの原因がわからないことが多い
という事実を認め、発表されていることに、敬意を表します。
最新の画像装置を使ってもわからない痛みの原因を、どのやって探っていけば良いのでしょうか?
患者さん自身で治療法を試行錯誤したり、結局痛みを我慢し続けたりするしかないのでしょうか?
触診と筋肉反射テストによるセッション施術で痛みの原因に迫る
現在のところ、100%有効な施術方法は確立していないと思います。
ですから、われわれの対応策を紹介します。
われわれのカイロプラクティック整体では、姿勢検査や触診、筋肉反射テストを使います。
そうすることで、画像には現れない、関節の不具合や筋緊張のアンバランスを探っていきます。
臨床の経験から、多くの方に仙腸関節の不具合が発見されることを見出しました。
そして骨盤矯正(骨盤調整)と、頭蓋骨矯正(頭蓋骨調整)を行い、効果をあげています。
腰痛を訴えられる方の80%強に、仙腸関節の異常がみられます。
つまり、「腰」が痛い場合でも、腰椎ではなく、骨盤の内部に、痛みの原因があることが多いのです。
患者さんの約半分は、骨盤矯正を含む1〜2回の施術で、痛みがはっきり軽くなることを経験します。
そして、90%の方で、6〜7回程度の施術後に、痛みやしびれがほぼ消失します。
残りの10%程度の方々も、多くの場合、緩やかに症状が回復していきます。
また、ひざ痛や、肩こり、頭痛など、他の部位の症状の場合でも、
仙腸関節に異常がある割合は高いのが通例です。
したがって、骨盤調整を行った後に、個別の部位の調整を行います。
そうすることで、施術の効果が増し、回復の進み方が早くなります。
われわれの骨盤矯正、頭蓋骨調整は、痛みがまったくありません。
いくつもの検査を組み合わせた、骨盤調整の方向性を仮決めします。
骨盤調整は、筋緊張のバランスや筋反射の強さが好転していることを確認ながら、
セッション形式で進めます。
前述のAさんですが、友人にカイロプラクティック施術を勧められ、来院されました。
約2ヶ月間、骨盤矯正、頭蓋骨調整を含むカイロ整体を続けられました。
その結果、痛みやしびれは消え去りました。
現在は、再発を予防するため、数ヶ月に1度程度来院されています。
プライマリーケアの重要さ
もちろん、整形外科的処置は極めて重要です。
神経が圧迫されていることが真の原因である手や首のしびれ、内臓の病気が原因になっている腰痛・背部痛、骨格や靱帯(じんたい)の損傷、リウマチ、腫瘍(しゅよう)、その他急性の炎症(関節炎など)に対する処置には、整形外科や他の診療科の処置が必要です。
われわれは、患者さんの痛みが、カイロプラクティックや整体で扱うべき範ちゅうに属しているのか、
常に注意しながら取り組んでいます。
整形外科と、カイロプラクティック・整体が、補い合い、補強し合う、
そんな医療の現場が実現できれば理想なのではないかと思っています。



