関節の痛みの悪循環から抜け出そう
2009-05-20
ひざの痛み、関節痛。関節の痛みの悪循環から抜け出そう
骨と骨とがぶつかっているから痛い?
当院にも、ひざを悪くされている方が、たくさんいらっしゃっています。
ひざの半月板に傷が入ったり、無くなってしまったりされた方、変形性の関節症の方、いろいろです。
そのような方のほとんどが、ひざの痛みを経験されています。
そして、「骨と骨とがぶつかり合っているから、痛いのは当然ですよね」、と言われます。
ところが、骨は骨折以外はほとんど痛まないのです。
それでは、なぜ関節の痛みが起きるのでしょうか?
関節の仕組み
痛みの原因を考える前に、関節の仕組みを見てみましょう。
関節は、骨と骨とが近づいていて、筋肉が伸びたり縮んだりすると、骨の角度や位置関係が変わって、動きが発生するようにできています。
でも、骨と筋肉だけでは、関節は安定しません。
筋肉が縮んで、二つの骨の間に力が入ると、骨の位置がずれてしまうのはイメージできると思います。また、逆に筋肉がゆるんだときには、骨と骨とが離れていって、だらんとなってしまいます。
そうならないように、近づき合った骨の周囲を、とても丈夫で、しなやかな組織が取り巻いています。
その中には、骨と骨との間が離れすぎないようにする、丈夫な繊維質の組織、滑りを良くするための組織や脂肪、水、などが入っています。
関節の組織はとても丈夫です。骨よりも丈夫にできていることもあります。その証拠に、体に衝撃が加わると、関節がはずれるよりも骨が折れてしまうことがあるのです。
関節の組織の弱点
このように丈夫な関節の組織ですが、二つの大きな弱点があります。
一つめは、体液を循環する仕組みが弱いことです。疲労物質がたまり始めると、なかなか外に出て行きません。
また、関節自身が動くことがポンプになって、代謝を促進する仕組みになっているため、痛いので動かさないでいると、どんどん循環が悪くなり、さらに痛みがひどくなる、と言う悪循環に陥ります。
二つめは、いったん壊れてしまうと、なかなか元に戻りにくいことです。これは、一つめの弱点とも関係しています。
要するに、循環が悪くなりやすいので、治る力が弱いのです。
骨は骨折しても、正しい位置に固定しておけばどんどん治ってきますが、関節はそうはいかないのです。
痛みを発生させているのは、第一の弱点であり、痛みが長引くのは第2の弱点のせいです。
関節の内部の循環を良くすることが、痛みを取り、回復を助けるキーポイントです。
なぜ関節は痛くなるのか?
それでは、関節が痛くなる仕組みを考えてみましょう。
骨は痛まないとしたら、もちろん、それ以外の物が痛みを起こしているのです。
関節の中にたまった疲労物質、固くなったり、傷ついてしまったりした繊維組織、関節を支える周囲の筋肉や膜、これらが痛みを訴えているのです。
例えば、関節の組織の一部が傷を負ったとします。関節は本来の動きができにくくなります。
そうすると、関節の動きによるポンプ機能が低下するため、関節全体の循環が悪くなってきます。
循環が悪くなった関節は、疲労物質がたまりやすくなり、それだけで痛みを発生させますし、関節のほかの組織にも影響が出てきて、ますます状態が悪くなります。
例えば、関節に水がたまりすぎてきます。その中には、痛みを感じさせる物質がたくさん含まれています。
このように、痛みや傷が循環を悪くさせ、循環が悪くなったので、さらに症状が悪くなる、と言う、「痛みの悪循環」とも言う状態になってしまうのです。
これが、ひざなどの、関節の痛みの原因であり、痛みが長引く理由です。
どこかで、「痛みの悪循環」を断ち切らなければいけないのです。
カイロプラクティックで、痛みの悪循環から抜け出す
カイロプラクティックでは、関節の周囲の筋肉、組織の緊張をゆるめ、凝り固まった関節をゆるめていきます。
さらに、関節内に超音波照射を行うと、関節の内部の代謝が良くなり、痛み物質が排出され、症状が軽くなります。
ひざの関節にたまった水も、どんどん抜けていくことが多いのです。
関節の循環が良くなり、症状や痛みが軽くなったところで、軽い運動をします。関節のポンプが動き出し、どんどん健康になっていきます。
このように、悪循環を抜け出せば、回復の良い循環に乗ることができます。
薬や手術でなく、痛みを取っていくカイロプラクティックの施術をぜひ試してみてください。
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